日商に比べて、謎のベールに包まれている
【全経 簿記能力検定 1級】

ですが、いろいろなところから聞かれるので
まとめなおしました。
<日商 簿記 2級 に関して読みたい方はこちら>

ただいま第11位→Best10ランクインまであとわずか!!
しゅぼは日商簿記2級の保険として
受けました。理由は以下の通りです。
<理由> 【 簿記1級 】 と言えることが、勉強において
モチベーションが上がります。
そもそも、全経簿記1級を受けようと思ったのは,
①履歴書に資格を記入する際、簿記1級と表現できる事も就職戦線では有利に働く。
そして合格基準にも以下のような考え方の違いがある。
商業簿記 工業簿記 合計 結果
日商簿記 40点 25点 65点 不合格
全経簿記 80点 50点 130点 会計1級合格
日商簿記検定なら単に「不合格」という結果だけが残りますが、
全経簿記検定の場合は「会計1級合格」という事実があり
履歴書に記入する事も問題ない。
また1年以内に工業簿記を合格すると
1級としての資格認定を受けることもできる。

経理課の仕事で原価計算や工業簿記が必要とされるケースは稀です。
上記の例ですと、履歴書の内容は十分に就職戦線で
プラスとなる事はあると思います。 (商簿の知識は十分あることの証明)

資格認定には両方の合格が必要ですが、
合格という事実の記載は虚偽記載とはならないということで、
十分アピールはできるし、日商には受からないしということで
始めました。
<デメリット> ②日商2級より範囲が広がるのと(1級までは広がらない、ほんのちょっとだけ
ただし、日商の試験範囲変更により今後は近づく)
実際、178回はCF計算、連結精算表なんかが出ました。
③日商2級では範囲にない、会計原則を覚える必要がある。
(勉強した内容は、日商2級で直面しがちな
「なぜこの処理をするのか?」に、十分答えてはくれる)
で、受かるためにやったこと
④大きな液晶の電卓(EL-N942X)に買い換え、転記ミスを減らす。
⑤日商簿記検定2級のレベルは確実に穴がないようにする
→【絶対必須です】
効率的に勉強するには、日商簿記検定の論点でわからない論点が
あるのは論外です。特商も、もちろんです
今回日商では、試験範囲の変更などで出題傾向に変わりがありそうですが
全経では【まったく変更なし】です。
【全経 簿記1級】対策は、日商2級との差分を埋めて、
さっさと過去問演習をしてしまうことがキーです。
特に日商では後回しとされている、特商、社債、繰延資産は必須。
これに日商での範囲外の、連結、合併、CF計算、本支店、建設業、
割賦販売(未実現利益整理法)が追加。
で、何で差分を埋めるかと言いますと
⑥弥生カレッジCMC 無料!全経簿記1級講座
を視聴し、差分を埋めてしまいます。
特に商業簿記では日商との差がありますので、
こちらの習得がキーです。
この時、建設業経理士2級 以上の資格を持っていると
建設業経理論点はやらなくていいので少し楽です。
ただ割賦販売が日商2級にはない整理がありまして
特殊商品販売の中でも最も難関とされている未実現利益整理法
があります。これが結構マスターに時間がかかります。
仕訳問題は日商と表示科目が違うので
慣れも必要です。
あとは会計原則と外貨取引が加わるくらいです。
ですので、それのマスターが必要になります。
会計は本試験の配点が、日商2級のように均等ではなく
B/S,P/L問題に3分の1の配点が裂かれますので
それができる=日商の論点はできている、
が合格に必要な要件になります。
工業簿記は勘定連絡図が確実に書ける、予定配賦が理解できている、
費用の予定計上のあるものを、決算整理仕訳できちんと処理できる、
が出来ればOKです。配点も会計と同じ考えです。
で、見るべき講義ですが、ありがたいことに無料です。
弥生カレッジCMC 無料!全経簿記1級講座
こちらを見た後、過去問をひたすらやってください。
過去問は以下を必ず買ってください。
よそのものもありますが、明らかにコスパは
全経のものがいいです。
全国経理教育協会 公益財団法人 全国経理教育協会 2019年04月25日
全国経理教育協会 公益財団法人 全国経理教育協会 2019年04月25日
⑦過去問の解説がいまいちピンとこない場合、
以下のサイトから、解説を入手し確認する。
→結構過去問の解説だけではピンとこない問題もあります。
その時以下の専門学校のサイトを活用させていただきました。
なかなか全経の過去問に関する資料は日商に比べて少ないです。
学校法人田村学園 横浜経理専門学校のサイトです。
⑧過去問3回転以上やって、出来ない問題の論点を潰すです。
最後に合格して思ったこと
【日商2級で足踏みしている人は、全経1級を併願】してみてください。
明らかに日商2級の理解力が変わります。
特にB/S,P/Lの作成や精算表の処理の意味が
明確にわかる試験です。
そういう意味で、お勧めします。
みなさまのお役に立てれば幸いです。。

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