« 終電 | トップページ | 入試保護者説明会 »

2008年7月14日 (月)

告発のとき - In The Valley of Elah -

標記映画、東京の友人I嬢にせがまれて、
オールナイトで見に行ってきました。

場所:TOHOシネマズ六本木

解説

米プレイボーイ誌の記事“Death and Dishonor”に書かれた、
実際に起こった事件
クリント・イーストウッドによる支援が、映画化を実現させた!


『クラッシュ』の成功に続く作品の素材に事欠くことのない、
脚本家・監督のポール・ハギスが選んだ次回作は
チャレンジングなものだった。

エージェントとの会合でハギスは、
「君たちが知っているような作品は作らないよ。それが、僕の望みだからね」
と宣言した。その直後、ハギスの手元に、
マーク・ボールがプレイボーイ誌に書いた
“Death and Dishonor”という記事が送られてきた。

それは、イラクから帰還したばかりの若い兵士が
失踪直後に焼死体で発見された事件。

父親自身が真相を捜索し、3小隊の戦闘員が
殺人罪で告発されるという悲惨な記録だった…。

この事件が起きた2003年当時のアメリカは、
イラク戦争が加熱する一方で、
誰もが懸念しがちな題材であったはずだ。

しかしポール・ハギスは戦争映画や
政治映画のテーマとしてではなく、

「正義のためにすべき正しいこととは何か?
自分たちのケアをするには何をすべきか?
家族をケアするために人は何をするべきなのか?」

という、人々が抱えるテーマとしてこの題材に
向き合うことを試みた。だが、映画化は困難を極める。

そんな中、脚本家として『ミリオンダラー・ベイビー』、
『父親たちの星条旗』、『硫黄島からの手紙』の
3作品でコラボレートしたクリント・イーストウッドが
作品に理解を示して製作をサポート。映画化が実現に至る。

『ミリオンダラー・ベイビー』『クラッシュ』など、
人間描写を描くことに定評のあるポール・ハギス監督が、
また新しい感動を生み出した。

アカデミー賞受賞歴のある本格派の俳優陣による夢の競演。
パワフルな演技が本作品を圧倒!

ハギスが脚本を完成させるまで、1年半かかった。
しかしキャスティングは驚くほど素早かった。

まずは町の刑事・エミリー役として、
シャーリーズ・セロンへオファーした。

南アフリカ出身で幼い頃から戦争の恐怖を
身近な問題として捉えてきたシャーリーズは、
戦争が普通の生活を送る者たちに及ぼす恐怖を
誰よりも分かっていたからこそ、脚本を読んで
すぐに出演をOKした。

本作品でシャーリーズは魅力いっぱいの
ハリウッド・スターとしての輝きを内に潜め、
生きるだけで精一杯の境遇であるエミリー役を熱演した。

そして次にオファーしたのが、主役であるハンス役の
トミー・リー・ジョーンズ。

アメリカ人の象徴とも言えるハンスに適した人材として、
ポール・ハギスは“最も優れたアメリカ人俳優の1人”
として絶賛するトミー・リー・ジョーンズ以外には
思いつかなかったという。

トミー・リーも脚本を読み、戦争・愛国心・正義など
様々なテーマが深く描かれている本作品に感銘を受けて即OKを出した。

次にオファーしたのは、ポール・ハギスが1番キャスティングしたいと
望んでいたスーザン・サランドンだった。

彼女からの出演OKを聞いたとき、ポールは本当に嬉しかったと語る。

こうして『逃亡者』でアカデミー助演男優賞を
受賞したトミー・リー・ジョーンズ、
『モンスター』でアカデミー主演女優賞を
受賞したシャーリーズ・セロン、
そして『デッドマン・ウォーキング』で
アカデミー主演女優賞を受賞した
スーザン・サランドンなど、
そうそうたる俳優陣が夢の競演を
実現したのだった。

実在の兵士を起用して、リアリティを追及!

物語は小さな町の中で展開するが、
ドラマの背景となるのは軍隊であり、
キャラクターの多くが軍に属している。

軍人の持つ独特な雰囲気をリアルに表現するために、
特技兵のゴードン・ボナー、そして伍長の
スティーブ・ペニングの2人には、
実際に兵士として軍に務めた経験のある若者が
キャスティングされた。

中でも本作品で俳優デビューを果たす
特技兵ゴードン・ボナーを演じるジェイク・マクローリンは、
イラク戦争の帰還兵として、この作品で俳優デビューを果たす。

イラクでの事だけが意味を持ち、何がノーマルか?

わからなくなっていく若者たち…、イラクや戦争が
人のものの見方をどれほど変えてしまうのか……。

そんな「魂を失った男」という難しい役どころを、
彼らはリアルに演じている。


ストーリー【ネタバレの可能性あり】

軍隊から脱走した息子の行方を捜す父親を通して、
苛酷な真実が明らかになる

2004年11月1日。突然、ハンク・ディアフィールド
(トミー・リー・ジョーンズ)の元に、
息子のマイク・ディアフィールド(ジョナサン・タッカー)が
軍から姿を消したという不穏なニュースが届けられる。

ハンクは引退した元軍人警官で、
息子のマイクもその兄も軍人という
典型的な軍人一家。

そんなディアフィールド家で育った息子に限って
無許可離隊などあり得ないと思ったハンクは、
妻のジョアン(スーザン・サランドン)を残し、
息子を探し出すために帰還したはずのフォート・ラッドへ向かう。

帰国している同じ隊の仲間(ペニング、ロング、オルティエス、ボナー)も
皆、マイクの行方を知らなかった。

地元警察の女刑事エミリー・サンダース
(シャーリーズ・セロン)が彼の捜索を手伝い、
消息を探っていた矢先に、息子の焼死体が
発見されたという知らせが届く。

2人は真相を究明しようと試みるが、
息子の殺害現場が軍の管轄内だったために、
事件は警察の捜査から手を離れてしまう。

しかし、エミリー刑事の助けでマイクの死体
が遺棄された場所へ検証に向かったマイクは、
殺害現場は軍の管轄である基地の敷地外だと見抜き、
一歩一歩真実を解き明かしていく。

しかし、そこには父親の知らない息子の“心の闇”が
隠されていた。そしてこの事件の裏に潜む真実は、
ハンクがこれまで信じてきた世界の全てを
揺がすほどの衝撃的な事実となる。

疑うことなく抱き続けた自らの信念を根底から覆される時、
人はどう真実と向き合い、どう答えを出すことができるのか…。

(copy; 1996-2008 CINEMA TOPICS ONLINE.)

PTSDを扱った映画。PTSDに関する下調べが
かなりされているのが、エンドクレジットでわかる。

PTSDは一回かかると、なかなか直りにくいイメージがある。
そういう意味で、家族として、友人・同僚として、
どうその人に向き合うのか?

ということが問われている映画である。

是非皆さんにも見てもらいたい、必見。

↓おひとり、おひとつのクリックがやる気の素になっています。クリックお願いします。

人気blogランキング

banner.png

ただいま第99位→50位ランクインまであとわずか!!

マイ・オークションをごらんください

« 終電 | トップページ | 入試保護者説明会 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 終電 | トップページ | 入試保護者説明会 »

無料ブログはココログ